東京ディズニーランド・東京ディズニーシーの地盤はどうなってる?
液状化現象により甚大な被害をもたらした浦安市ですが液状化対策を講じていたことで、東京ディズニーランド、東京ディズニーシーでは、平面駐車場の一部区画を除き、液状化現象は発生しませんでした。
これは、東京ディズニーランド・東京ディズニーシーは建設時に液状化対策として、敷地全体を約10~15メートルの深さまで地盤改良を行っていたことによるものです。
地盤改良は主にサンドコンパクションパイル工法と呼ばれる工法でおこなっております。
強固に締固めた砂杭を地中に造成しを改良する工法で粘性土地盤では複合地盤を形成し、せん断抵抗力を増すとともに沈下を早期に安定させ後の圧密沈下量を低減させる。砂質地盤では原地盤の相対密度を高め、せん断強度を増加させる。地中の密度を高めています。この地盤改良体は透水性も高く液状化に対抗することができます。
画像を見てもらうと分かりますが住宅を建築する際に採用するには重機も大きくコスト・施工性含め現実的ではありません。そのような中で現在では住宅建築に適した砕石杭も登場しております。
当社でも砕石杭「ハイスピードパイル工法」を取扱いしております。ご説明が必要な方はお気軽にお電話ください。
その他にも液状化に有効な地盤改良はいくつかございますので随時ご紹介させていただきます。
一人でも多くの方に安心いただける地盤をご提供できるように努めてまいります