昔の家屋によく見られる土間とは、土の床の意味で玄関・勝手口・台所の床が土間でした。
どのように作られたかというと、豆腐を作るときに用いる「にがり」を混ぜながら土を突き固めたそうです。そうすると多少の雨や水の侵入があっても、ぬかるまずに歩け、重いものを載せたり作業をしても凹んだり沈んだりしない丈夫な土間ができるそうです。
この方法を工学的に分類すると地盤改良の一種である「浅層混合処理工法(表層改良)」に分類できます。
このように、地盤改良工法は昔から生活に密着しているもので古くからの建築や土木の工事に用いられているんですね。その種類も目的に応じて多数あります。
今後、コラムで様々な工法をご紹介していきますのでお楽しみに!!